脚が速くなるシリーズ④スタートダッシュ編


こんにちは!

トレーナーの畠中です。

 

いよいよ脚が速くなるシリーズも最終章となりました…。

明日に予定が多くされている小学校の運動会ですが

天気は雨予報ですね…((+_+))

ということは…

延期日までトレーニングができるチャンス!

今年は去年よりも良い走りで迎えられます!!!

前回までの理論編①と実践編も合わせてごらんください。

 

今回は「位置について」「よーい」「ドン」の『よーい』部分です。

ほとんどの小学生の走りは、ここの走るまで+スタート~10歩までで勝負が決まります。

 

それでは、いきましょう!

スタートダッシュ

まずは、ムービーで動きをイメージしてください。

~ポイント~1⃣

※スタートラインに気を付け『位置について』『On your mark』を終えた後からです。

①『よーい』の合図で、どちらでもいいの好きな脚を後ろに少し引きましょう

※前の足のかかと⇔後ろの足のつま先 の、間(⇔)は靴半分ぐらいの広さ

②後ろの足のかかとは浮かせましょう。背伸びのイメージで!

遅い子どもたちの大半は、以下の3つのどれかに当てはまります。

1.後ろの足が遠い 2.後ろの足のかかとがついている 3.がに股

 

~ポイント~2⃣

 

前の膝を軽く曲げましょう

※前の膝の曲げ具合は、横から見た時に前のつま先の真上に膝がくるぐらい

②後ろの足のかかとは着きません

 

~ポイント~3⃣

①前に出した足側の腕を後ろに引きましょう

②後ろに引いた脚側の腕を前に出しましょう

どちらの肘も曲げましょう。

よくある質問「手はグーですか?パーですか?」

→力を抜いて楽にしてください!どちらでもなく、力みがないことがベストです!

 

~ポイント~4⃣

①3⃣でした動きのまま、やや前に倒れましょう

目線は2mぐらい前を目安にしてくさいね

※走っている最中も2m前の地面を見て走るとGOOD!

 

~ポイント~5⃣

①『脚が速くなるシリーズ②』で行った「ニーアップ」を意識して跳び出ましょう

膝は上げるけど、近くに足を着くことが最大のポイント

前に出していた肘を後ろに思いっきりふる

※私自身、後ろの肘と前の膝に最大限の意識・注意を向けていつも走っています。

 

完シリーズ


ーおわりにー

 私自身は、保育園のころは誰にも走る速さで負けたことがなく、運動会では優勝を総なめしていました。小学校に入学後も鬼ごっこでタッチされることはほとんどのない日々でした。しかし、怪我をして運動ができなくなったいから、走る速さは遅くなりました。

サッカーを始めるも、なかなか鈍足は変わらず。そして身長が伸びたころから再び速くなりました。

しかし、指導者となってからも決して遅くはないけれど、陸上は初心者。そして、勉強をするなかで陸上経験者ではないからこそ、「正しい走り方」について考え、学びました。

現在は、それを陸上教室に来てくれている小学生やパーソナルトレーニングを受けてくれている選手に指導しています。感覚で学んできていないので、しっかりと理論や根拠をもとにメニュー開発と指導ができるように今回も新たな取り組みとしてしてみました。

 

情報をなかなかオープンにいないコーチやトレーナーも多いです。一方でかなりオープンな方も多い。オープンな方は成功者ばかりです。私自身、今回オープンにしたのには理由があります。

様々な事情で教室やパーソナルを受けられなかったり、受けていても忘れたりして継続できない方が多くいます。

少しでも多くの方の力になりたい。それだけです。

一人でも多くの子どもたちが、速く走れて運動が好きになること、スポーツ人口が増える。つまり仲間が増えることが一番の使命だと感じています。

 

今回のシリーズで少しでも、そんなきっかけになっていれば幸いです。

 

遅いのは遺伝じゃない。今なら間に合う。大人が、ともに環境を用意しましょう。

 

✳ Hatanaka Hideaki ✳


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